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2017年12月01日

教え子第1期生

昨晩はトロンボーンの教え子で、今現在は実業家で、 障害児通所支援|アニマート・グループ社長の横山君との会食でした。

彼は、僕が初めて非常勤のポストをもらって働き始めた尚美学園短大(現在は尚美学園大学)の古賀門下第1期生。以前も記事を書いたような気がするけど、この第1期生と言うのは僕にとっては特別な存在。いろんな事情や思いがある中、前任の先生から引き継いだ学生達とは、最初から本当に濃い交流が生まれ、先生初心者の僕にとって、教えるよりむしろ教わることの方が多かった。僕の教師としての考え方、方向性は彼らから学んだと言っても過言ではない。

トロンボーンや音楽を通じて、考えてみたらたった1年しか短大では教えていないのに、その後20年経った今でも、久々の再会にも関わらずいろんな事がすっと腹を割って話せると言うのは、本当に彼の人徳だと思う。

彼の会社は8年前に起業してすでに日本全国に約50拠点展開中とのことで、仕事も苦労もスケールが大きくて僕には想像も出来ないけど、働く人達を大事にしたきちんとした理念のもと、本当に立派な仕事をしていると思う。経験した分話す内容の深みが凄い。今では僕の方が教えられる事が多い。

来年あたりに、また同窓会を企画してくれると言う事なので、楽しみにしておきたい。



posted by 古賀慎治 at 19:28| Comment(0) | weblog | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月25日

SNSカルテット


日本トロンボーン協会主催のカルテットコンペティションが、昨年から再び開かれるようになり、ジパングコンクールとあわせて2つのトロンボーンカルテットのためのコンクールが開催されるようになった。これは若いプレーヤーにとってチャンスが広がり、大きな励みになっていると思う。

過去の入賞者の事をトロンボーン協会のホームページで眺めていて気がついたんだけど、最近は大学ごとにアンサンブルを組むと言うのが流行らないようで、複数の音大の学生横断的に組むことが多いようだ。

先だって開かれたトロンボーン協会のコンペティションで、門下の学生が出場して入賞したとの知らせをもらった。そのコンペティションに向けて、どうやって複数の大学の生徒が集まったのか興味があって学生と話していてハッとさせられたことがあった。

聞くと他のメンバーのことを良く知らないまま練習を始めて、僕が考えるところの、コンクールを受けるのに最低限必要な練習量よりはるかに少ない練習量で入賞出来たとのこと。

効率の良い練習が出来たのなら、それはそれで褒められるべきこと。

カルテットというのは4人の信頼関係で成り立つので、それなりに本番の場数を踏み、仲間として理解を深め、音楽的な方向性を擦り合わせるプロセスを踏むことが大事なんじゃないかと思う。だから必ずしも同じ大学に属している必要はないと思うけど、でも同じ大学なら、人間的な相互の理解とか、練習の時間合わせとかは楽だろうと思う。

で、そのメンバーの集まり方を尋ねたら、なんとツイッター上で繋がっていて誘われたから始めたということだったので、結構拍子抜けして驚いてしまった。

ツイッターやその他SNSがカルテットを始めるきっかけであることを否定する気は無いけど。。。ただ、トロンボーンカルテットの素晴らしい先輩たちを見て来た者として思うのは、仲間の結びつきが、なんだか軽くなったような違和感を覚えてしまったというお話でした。時代ですかね。



posted by 古賀慎治 at 00:59| Comment(0) | weblog | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月13日

(続き)気になる事とか


先週の演奏会やその前の週の演奏会は、その企画内容、演奏する人たちの顔ぶれ、実力からして、観客動員を心配するような公演とはとても思えないんだけど、実際は空席が目立った。

中の人に話を聞くと、他の公演とバッティングしたとか、開催日の特有の事情以上に、チケットが売れないという実感がヒシヒシと伝わってくる。

レコード会社による「恋ダンスの削除依頼」‪http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1709/01/news113.html‬のニュースが記憶に新しいけど、とても便利なYouTubeなどの無料のメディアで宣伝拡散しても、多くの人はそこで満足してしまい、その先の演奏会に足を運んだり、CDを買うという購買行動に結びつかなくなって来たという事のようだ。はっきりとしたデータが手元にはないけど、公演を企画する側にいる人達にはそんな実感があるみたい。

ネット上で無料で音楽を楽しめるのは、一見素晴らしい事に思えるけど、多くの、特に若いリスナーの世代が動画を見て、もういいやと思うのは、この先音楽界にとってかなり心配なことかも知れない。僕たちは、それでも生の演奏の魅力をもっと伝えていかないといけない。

こうして音楽家や音楽事務所が、リスクを冒して、チャレンジングな演目を提供しようという意欲もどこまで持つのかと、そんな気すらする今回の出来事でした。願わくば、一時的な落ち込みのような事なら良いのだけど。



今年の五島市でのセミナーと演奏会では、結構難しいナイジェル・ヘスの「イーストコーストの風景」とか、懐かしいオリバドッティの「バラの謝肉祭」という曲を一緒に練習し演奏したけど、昨日から今日にかけての中高生の上達ぶり、柔軟性、対応力とか見ていると、4年続けて来た積み重ねがよく表れていて、本当に嬉しかった。年々仕事としての状況は厳しくなっていくけど、例え小さな種まきであっても、社会人や上級生から、下級生、新しい世代へ受け継がれていくものって、まさに人づくりであり、僕たちがやらなければいけない仕事だと実感できた3日間だった。

高校を卒業して、島から出ていく子も残る子も、そして帰ってくる子も、ずっとずっと楽器を楽しみ、音楽に親しんでくれる事を願ってます。


posted by 古賀慎治 at 10:04| Comment(0) | 日々雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

大編成アンサンブルと日々雑感


金曜日から日曜日まで大学の仕事で長崎の五島に行って来ました。実はその前の週の日曜日にぎっくり腰を発症してしまい、鍼治療のお陰で日常生活はなんとか送れるものの、ちゃんと最後まで演奏できてホッとしました。



ところで、今回はその日曜日の夜、違うところでチト有名になってしまったトロンボーンユニットハノーファーを、痛い腰を必死になだめつつ聴きに行って考えたりしたこと。


このところカルテット以外に大編成のトロンボーンアンサンブル、と言っても音楽大学系のアンサンブルではなく、プロのアンサンブル団体が相次いでCDをリリースしたり、新たに旗揚げしたり、トロンボーン好きにとって本当に喜ばしい状況にあります。


僕の方で情報の網羅はできてないけど、なぜこのタイミングで一気に大編成アンサンブルが広がったのかは、正直よく分からない。でも頑張ってきた方々の蒔いた種が実を結んで来たのは間違いない。




まあそれにしてもこの前聴いてきたハノーファーは凄かった。


ツイッターでは少し呟いたけど、ガッツリ系のアンサンブルの究極とも言える素晴らしい演奏だった。


僕個人的には、初めてPJBEや、スローカーカルテット、パリトロを聴いた時と同じ位の衝撃。これはオーバーな話ではない。前半を聴き逃したのが本当に悔やまれるけど、全てに想像のはるか上を行くパフォーマンスだったし、全員同じ門下で学んだと言う演奏スタイルやサウンドの方向性の統一感も素晴らしかった。


曲によっては3人のアルトトロンボーンからコントラバス並みに重心の低いマシュコフスキーさんのバストロの低音まで、かつて聴いたことのない分厚い響きにずっと耳が釘付け。本当に病みつきになった感じ。まさに腰の痛みを忘れて聴き入ってしまいました。何か若い頃に置き忘れて来たモノを思い出した気がします。



ところで、アンンブルの演奏会を聴きながら、頭に引っかかることがあった。指導者として生徒さんに接する時に、ほぼ100パーセント直面する「あと押し」のこと。


あと押しは経験的にわれわれ日本人に多いと感じるし、自分にもその傾向がある。エスプレッシーヴォで演奏しようという思いが強いと更に目立ってくるし、レガートだけではなく、普通の四分音符でも気になることが多い。もうこれは日本人の国民病じゃないかと思えるくらい。我々の言語が影響しているかも知れないし、世界に出て行くためにも本当にナントカしなければいけない課題だと思う。


聴きに行った演奏会では当然そんな瞬間は微塵もなかったわけだけど。心当たりある人は、まずは自分の演奏を録音して、彼らのCDでのプレイと比較してほしい。




それからお客さんの入りのことも気になったが。。。


だいぶ長くなって来たので、これについては次の投稿にします。








posted by 古賀慎治 at 09:26| Comment(2) | 日々雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月20日

虫歯治療


数年ぶりに虫歯の治療を受けて、一通り無事に終わった。

過去に治療済みの、歯と詰め物の金属の隙間から、虫歯になってしまったようで、金属を外して作り直してもらった。少々油断していたかもな。

最初の治療はすでに記憶にないので、おそらく20〜30代の頃と思われるんだけど、治療した歯は30年前後は頑張っていてくれたわけで、よく持ってくれたと言う気持ちと、え!一生ものじゃないのかと言う残念な気持ちも。

とあるトロンボーンの先輩プレーヤー(還暦)が歯科検診を受けて、まだまだ演奏できると言われたというようなことをmixiに書かれていて、ふと、自分の歯はこれからも演奏に耐えうるのだろうか?、何歳まで演奏できるんだろう?自分は何歳まで生きるのだろう?治療後の歯の耐用年数が20年とするなら、死ぬまで歯は持たないのか?とか、余計なことを診察台の上で痛みに耐えながら考えていた。

若い頃に虫歯治療した歯が、他にもかなりあるので、これからやり直さなければいけない歯が続々と出てくるんじゃないかという不安もあるけど、少なくともこんなに虫歯治療済みの歯があるのに、オケにいた間に、親知らず以外ほぼノートラブルで演奏出来てきたのは、本当に幸運というか、感謝しかないな。

これから先は大小トラブルも増えてくるだろうけど、歯科検診とクリーニングには定期的に通って、早期発見に努めるしかない。今お世話になっている歯科医の先生は、いつも淡々と冷静に話してくださるので、僕も淡々と受け止めることが出来るのだろうな。あまり不安に感じることはない。

posted by 古賀慎治 at 01:30| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする