nombirato!

2015年09月30日

Paul Milnerさん特別講座

昨晩は来日中のロンドン交響楽団の首席バストロンボーン奏者 Paul Milnerさんをお招きしてバストロンボーンとオーケストラスタディの特別講座を開きました。

Milnerさんのミニコンサートに続いて3年鈴木のダヴィッド、そのあとトロンボーンとテューバセクションでマーラーの復活やブラームス2番、レスピーギのローマの噴水を見ていただいた。

とてもクリアで質感の高いMilnerさんのサウンドが印象的な演奏、そしてレッスンは作曲家ごとのスタイルを尊重しながらとても音楽的なレッスンだった。オーソドックスなことをオーソドックスに教えられるのは凄いこと。短時間だったけど学生達も僕もいろんな勉強や経験ができた。




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2015年09月29日

スーパームーン

話題のスーパームーンを撮ってみました。

P9282412.JPG

カメラはOM-D E-M5、レンズはM.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm、1枚目は望遠端で撮影後トリミングしてます。

テレビでプロのカメラマンの方がスマホでのスーパームーンの撮り方を伝授されていましたが、構図的には夕方東の空の比較適低い位置の時に建物とかと一緒に写した方が比較対象があって良いとおっしゃっていましたが、やっぱりその通りですね(笑)。代わり映えがしないとピントが甘いとか露出がとか、そんな話になりがち。夜のニュースでスカイツリーの横にスーパームーンを置いた構図の写真が紹介されていたけど、今度はぜひ建物を入れた構図で撮ってみたい。けど、夕方の早い時間は難しいかなぁ。。。

P9282419.JPG



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2015年09月25日

そして本選


本選はテナー3名とバス2名で争われた。本選は今回のコンクールのトロンボーン部門を象徴するようなレベルの高さで、1番目の森川君の演奏が圧倒的だったこともあり審査するのが非常に難しくなるなという思いを強く持った。その思いは5人目まで聴いても変わらず、採点は悩みに悩んだ。審査員の採点は公表され、僕たちにとってプレッシャーではあるけど、コンクールを受ける人にとってとても良いことだと思うので、審査する側としては大変だけどこれからも是非続けて欲しいと思うところ。


テナートロンボーンはN.ロータのトロンボーン協奏曲、バストロンボーンはV.ネリベルのバストロンボーン協奏曲がそれぞれの課題。暗譜が義務付けられていて特にネリベルは暗譜が難しい曲。


テナーとバス2種類の楽器で、違った演目での採点の難しさも確かに感じたところはあったけど、今回は参加者の皆さんが高いレベルで完成させて来られたこともあって、終わってみた今、よくよく思い返してみると実は審査そのものはそれほど難しくはなかったかもしれないと思うようになって来た。評価を100点満点での数字にするのはとても大変だったけど、実質的には単純に演奏の完成度や音楽性などで5人を順位付けする作業がメインになった。点差を考えるのは本当に難儀して、僕の採点は1点差で5人が並ぶことになった。僕としては順位はこうで点差はほとんどないという評点ということになります。



最後に簡単に各出演者の感想を書きます。


1位の森川君は、圧倒的な存在感と演奏で本当に素晴らしかった。彼のサウンドはバストロ界のこれからの新しい世代を感じさせる音。コンクールではあのような演奏が出来れば優勝にグッと近づけるという見事な演奏でした。


2位の中野君のニーノ・ロータ、完成度という面では森川君に1歩譲るけど、2楽章の本当に美しいサウンドと息を飲むようなフレージング、ピアニッシモの繊細さは他に例えようがなく、僕はその点をプラス評価して1位と評価しました。


3位の笠野さんは、ネリベルを初演されたというダグラス・ヨーさんの愛弟子だそうで、コンクール前に先生の所に行ってしっかりと作品のDNAを勉強されて来たのがわかる、本当に丁寧で細かく歌い込んだ説得力のある演奏でした。僕は恥ずかしながら彼女の演奏を聴くまで、ネリベルはとても難解な曲で、どう解釈したら良いのかわからなかったのですが、彼女の演奏は一回聴けば非常によくわかった、納得!という明快な演奏でした。


4位入選の井さんは藝大の4年生で、本当に良く頑張ったなぁと、先生としてはもうそれだけで十分(笑)。いや、彼女の今のポテンシャルはまだまだ発揮出来ていなかったので、この先大いに期待しましょう。


5位入選の越智君、一音聴けば越智君と分かる柔らかい音で、気持ちのこもった素晴らしい演奏だったけど、全体を通すとやはり力を出し切る感じではなかったか。僕が知っている彼の実力はもっともっと上だと思います。本当に惜しかった。


以上、遅くなってしまった感想文でした。重要な役割をきちんと出来たとは思えないけど、審査員の皆さんや運営の方々のサポートがあってなんとか終えられた感じです。250種類のダヴィッドを聴けたことや、新しいダヴィッドの音楽観を得られたことは僕にとって、この立場にいさせて貰った最大の役得でした。本当に勉強になりました。こういう立場で参加させていただいたことに、とても感謝しています。


(以上は、あくまで僕個人の私感です。文責は僕にありますし、誰も非難するような意図はありません。)
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2015年09月14日

ARDミュンヘン国際音楽コンクールトロンボーン部門(リンク更新しました)

いまさらな感じもしますが、ARDミュンヘン国際音楽コンクールのトロンボーン部門が開かれ、セミファイナルとファイナルの動画が配信されています。

ARD Music Competition 2015の動画のページへ

Facebook方面ですでに情報が流れていたそうなのでご存じの方も多いと思いますが、僕は最近になってTwitter方面Trombone-Indexさんのつぶやきで知りました。無料でこんな素晴らしい演奏を視聴出来るなんて、苦労してドイツまで出かけて行っていた頃からすると信じられないくらい良き時代になったものです。

ファイナルの3人の演奏も本当に素晴らしいのですが、僕的にはセミファイナルの無伴奏の新曲がとても興味を引きましたね。完全にJazzテイストのフレーズを皆さん個性的に料理されていて、是非楽譜が欲しいなと思いました。いやホントに凄い。

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2015年09月10日

二次....


台風18号の影響で引き起こされた大災害、今日テレビで栃木県や茨城県はじめ洪水の被害を目の当たりにしました。被災された皆さんへ心よりお見舞い申し上げます。今は1日も早く水が引き、皆さんが無事に救助されますように願ってます。



さて、宿題の2回目です。

二次に進んだのは、テナー15名、バス9名の計24名。テナー、バスともに無伴奏の課題曲と、ピアノ伴奏付きの選択曲3曲の中から1曲を選択して2曲を演奏。

僕自身の採点基準は、1次と同じ視点に加えて、楽譜、楽曲の理解度というのを新たに基準に入れてみました。特に無伴奏の方はそこが聴きたいポイントです。

二次になるとテナーとバスの曲が別々になるので、同じ土俵での比較が難しくなってきた印象あり。審査もとても難しくなってきた。集計後は、合計点ですんなり決まったけど、かなりの激戦。

二次の全体的な印象は、一次と違って、しっかりと準備してきた人とそうでない人が、比較的ハッキリしてきた感じがありました。一次の評価が高かったのに残念!と思ったのが何人もいたのが悔やまれます。

無伴奏の2曲は、単純に練習が仕上がったというレベルの人と、曲を理解して(理解しようとして)音楽として表現出来ていた人に分かれた印象です。きちんと丁寧な練習をして、主張のある演奏は評価が高かったと思います。

選択の3曲も、参加者それぞれ馴染みのある曲だったりチャレンジした曲だったと思いますが、一つの指針は最後まで集中力が途切れず演奏すること。おそらく普段2曲を連続して演奏する経験があまり無いのではないかと思われ、集中力が2曲を通じて最後まで保てた人が多くはなかった気がします。二次予選を通過できるパワーを感じたのは、曲の後半に向けて、そして2曲目の後半に向けてグッと集中力が持ち上がる感じがあった人、聴いている方も驚く集中力を見せてくれた人、特に感動しました。本番での集中力はやはり丁寧な隙の無い準備がものを言うと思います。

コンクールでは一度に多くの曲をハイレベルに仕上げなければいけないというのが難しいけど大事なポイント。皆さんそれぞれに得意不得意が当然あると思いますが、特に不得意の曲への取り組みが大事ですね。


posted by 古賀慎治 at 19:25| Comment(0) | TrackBack(0) | weblog | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする