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2015年09月10日

GR BLOG 終了に寄せて

RICOHのコンパクトデジタルカメラが好きでGRD(初代)〜III〜IV〜GRと4代にわたり愛用してきた。そのRICOHのGRシリーズとユーザーを結びつけ、近いものにしてきた「GR BLOG」がついに今日、開始10年目を区切りにひとまず終了するそうだ。ユーザーを育ててくれて、またユーザーの意見を吸い上げてくれた貴重な存在でした。

フィルム時代含めてGRシリーズは僕を写真の楽しみへ誘ってくれた思い出深いカメラ。今のGRはもちろん現役で使っているけど、初代GRDとIVも所有。とにかくズームの効かない28mmと言う画角で工夫してフレーミングすることの楽しさを教えてくれた大切な相棒。今も必ずカバンにはGRかGRD IV を入れていて、スマホのカメラも使うけど、ここぞという時はカバンから取り出してさっと撮れるようにしています。

「GR BLOG」10周年に感謝ということで、HDDにある初代GRDの写真からお気に入りを引っ張り出したいと思う。過去に掲載したことのあるものも含みます。

R0014009.JPG
2007/04/02に赤羽岩淵付近の荒川土手で撮ったもの。曇りだったので桜の色が思うように出ず、モノクロで撮ったのか、あとでモノクロ化したのかちょっと不明。この頃は画像ファイルの管理の仕方もレタッチの仕方も何もわかっていなかったので、結構無謀なもったいないことをやっていたかもしれない。この構図こそもっともGRらしいと感じるもので、手をつないだ親子と桜の下で佇む男性のバランスが閃き以上に良く撮れた。


R0010803.JPG
2006/02/05、都営三田線の春日駅から地上に出たところ、雲一つない青空と文京区役所、一筋のひこうき雲と揃ったので迷わずカバンからGRDを取り出して撮った一枚。



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posted by 古賀慎治 at 16:59| Comment(2) | TrackBack(0) | weblog | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月06日

一次


それでは宿題(笑)。あくまで私感です。

一次参加者は256人、うちバスは48名(公式な名簿ではなくて自分のメモなので概算)。棄権は6名だったので250名が参加。二次への通過者は24名。

感想。全体にレベルが上がってきたのは間違いないと思います。聞き覚えによる不正確な演奏が目立っていた過去のコンクールからすると、初めて自分の力で読譜して挑んできた人が半数を超えたような印象。数えたわけじゃないけど。

冒頭のリズム。16分と3連の吹き分けの出来ていない人、全部3連で吹いていたのは1〜2割といった印象か。わりと正確に吹けている印象の人が多かった。

では何で合格不合格が分かれたのか。7人の投票なのでこれも僕の意見が唯一というわけではありません。

僕は正確に丁寧に演奏出来た人、サウンドが良くて伸びがある、そして音楽的で言いたいことが積極的にきちんと前に出て来た人、自分自身の言葉で喋るような演奏表現が出来た人、そして細かい音一つ一つがちゃんと鳴っていることが、今回の一次で上位をつけた基準です。正確に演奏出来ても、その表現が客席まで届いて来ないのは外しました。大変惜しかった人もいたけど、表現したいことが前に出てこないと評価されない時代になってきました。フォルテでもピアノでも、聴衆の心に確実に届く表現力が問われる時代になって来たと思います。技術的には、アルペジオでちゃんと音が並んでハーモニー感を感じさせる力は欲しいと思います。


最後に、250人ものダヴィッドを聞かせていただくという、過去にない経験をさせていただいたわけですが、本当に頑張った演奏が多くて、今回は特に感動することが多かった気がします。

その中で、二人、目の覚めるような演奏を聴かせていただきました。僕の人生で延べ何百人?というダヴィッドを聴いてきた中でもダントツに光っている演奏と解釈。お名前は出せませんが、僕自身音楽観が一変した程のインパクトがありました。審査員を務めさせていただくのは大変というより、このお二人を含め、何人もの素晴らしい演奏に出会える幸せというものを感じることができました。


posted by 古賀慎治 at 01:35| Comment(0) | TrackBack(0) | weblog | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月05日

受賞者演奏会

一昨日になるけど文京シビックホールで4部門の優勝した皆さんのオーケストラ伴奏によるコンサートと表彰式、そして最後に優勝者4名から選ばれる大賞の選考会があって、全ての日程を無事に終わった。

大賞はトロンボーン部門優勝のバストロンボーン森川元気君が選ばれた。シティフィルの演奏会にソリストとして協演させてもらえる特別賞はユーフォニアムの佐藤采香さん。お二人ともおめでとうございました。

バストロンボーンのネリベルのコンチェルトはとても難易度が高く暗譜も大変。指揮の山下さんとシティフィルの皆さんには手間のかかる曲を本当に良い形で助けていただいた。フルート、ホルン、バストロンボーン、ユーフォニアムと違った楽器の4人から良かったと思った演奏に1票を投じる審査だったけど、森川君はピアノ伴奏の本選とはまた違ったパワフルな演奏で、聞き手を惹きつける演奏だったなと思う。トロンボーン部門の演奏を支持していただけて僕も本当に嬉しかった。

ユーフォニアムの佐藤采香さんは、実は昨年度に僕の副科のクラスを履修していて、トロンボーンも積極的に勉強されていました。大ホールに響き渡る芯のある艶やかな演奏でこちらも素晴らしかった。

特別審査員として5人の著名な方々が審査に参加されて、指揮者の高関健さんが代表して4人の優勝者の講評をスピーチされた。高関さんが初めて聴かれた曲に対しての感想とか今後望まれることなどについてのアドバイス、本当に的確で実は僕が今回一番勉強になったことでした。いやさすがです。参りました^^;







posted by 古賀慎治 at 12:06| Comment(0) | TrackBack(0) | weblog | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月01日

管打コン終わる


第32回日本管打楽器コンクールの全部門が終わってあとは優勝者のコンチェルトの演奏会と4部門の優勝者の中から大賞を選考する仕事を残すのみ。


トロンボーン部門はなんと参加256名(テナーとバス合計)で棄権を除くと250名が実際に一次のDAVIDにチャレンジされました。参加した皆さん、伴奏の方々、そして運営の裏方の皆さん、もちろん長時間座って聴き続けた審査員の皆さん本当にお疲れ様でした。そして参加した皆さんがこの経験を活かしてさらに上達、成長されることを願ってます。頑張ってください。


審査委員長をさせていただいた立場ですが、当欄では公式ではない個人的な感想などを書きたいと思います。非公式なので文責は僕にあるということです。



今回は本当にハイレベルなコンクールだったというのが正直な感想。コンクール公式サイトに審査員の採点表が公開されているんだけど、僕は1点差で順に並べた感じで他の審査員とは恥ずかしながら配点がチト違う感じですね。本選審査は文字通り甲乙付けられない演奏が続き、悩みに悩んだ末のあの時点での正直なもので、別に手を抜いたわけではありません。別記事ではラウンドごとに感想をまとめようと思っています。


なんとなく出演者の名簿を見ながら、一度でも教えたことのある参加者を記憶を頼りに数えてみたらなんと48名。記憶なのでもう少し多いかもしれない。自分の置かれている立場の重さを思い知ることになって更に緊張。せっかく立川にホテルを取ったのにほとんど眠れない日が続きました。

一次予選3日間の後1日休みがあったんだけど、申し訳ないと思いながら完全オフを取らせてもらいました。なにしろ電話やメールで講評を聞きたいと思われる連絡をたくさんもらったんだけど、お返事もせず休ませてもらいましたよ。ごめんなさい。ルール上勝ち残っている人と接触することはもちろん御法度なので必要以上に慎重になりましたが。。。

そんな状況でもいろんなことが頭の中を去来していたわけで、音楽は人なり、音楽性は人間性ということをずっと考えてました。DAVIDのラウンドは奏者の人となりを感じさせてくれる演奏が多かったです。



審査員の皆さんは、もう旧知の仲で、本当に久しぶりに会って昔話やらオケでの失敗談なんかで連日ワイワイと楽しく、最後までテンション高く審査に臨むことが出来ました。審査の後、居酒屋での話もまた本当に無駄話だけではなくいろんな情報交換が出来て有意義でもあったし。審査委員長超初心者の僕としては本当に心強い仲間でした。6名の方々には本当に感謝しています。


本選が終わって順位が決まり、2位の中野君、5位入選の越智君、本選で2人の伴奏ピアニストだった城さんと打ち上げに行って、しみじみと、受けた側の話を聞いたんだけど、すでにプロとしての看板がある二人のプレッシャーというものが僕たちの想像を超えたものだったんだなと言うのを痛感させられた。学生たちに本選まで行って欲しいと、わりと頑張って合宿も開いたけど、やはりプロの執念には全く及ばないと思いましたよ。本選の演奏からはその想いが強くにじみ出ていたわけで、プロが4人と学生1人という本選は本当に凄い演奏会だった。その様子を実際に会場で体感した若いプレーヤーたちには間違いなく大きな刺激になったと思う。次はいったいどんなコンクールになるんだろう??学生たちには更にハッパをかけないといけないな。。。


今回のトロンボーン部門は成功だったなと、とりあえずホッとした。(続く)

posted by 古賀慎治 at 01:14| Comment(0) | TrackBack(0) | weblog | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする