nombirato!

2015年09月01日

管打コン終わる


第32回日本管打楽器コンクールの全部門が終わってあとは優勝者のコンチェルトの演奏会と4部門の優勝者の中から大賞を選考する仕事を残すのみ。


トロンボーン部門はなんと参加256名(テナーとバス合計)で棄権を除くと250名が実際に一次のDAVIDにチャレンジされました。参加した皆さん、伴奏の方々、そして運営の裏方の皆さん、もちろん長時間座って聴き続けた審査員の皆さん本当にお疲れ様でした。そして参加した皆さんがこの経験を活かしてさらに上達、成長されることを願ってます。頑張ってください。


審査委員長をさせていただいた立場ですが、当欄では公式ではない個人的な感想などを書きたいと思います。非公式なので文責は僕にあるということです。



今回は本当にハイレベルなコンクールだったというのが正直な感想。コンクール公式サイトに審査員の採点表が公開されているんだけど、僕は1点差で順に並べた感じで他の審査員とは恥ずかしながら配点がチト違う感じですね。本選審査は文字通り甲乙付けられない演奏が続き、悩みに悩んだ末のあの時点での正直なもので、別に手を抜いたわけではありません。別記事ではラウンドごとに感想をまとめようと思っています。


なんとなく出演者の名簿を見ながら、一度でも教えたことのある参加者を記憶を頼りに数えてみたらなんと48名。記憶なのでもう少し多いかもしれない。自分の置かれている立場の重さを思い知ることになって更に緊張。せっかく立川にホテルを取ったのにほとんど眠れない日が続きました。

一次予選3日間の後1日休みがあったんだけど、申し訳ないと思いながら完全オフを取らせてもらいました。なにしろ電話やメールで講評を聞きたいと思われる連絡をたくさんもらったんだけど、お返事もせず休ませてもらいましたよ。ごめんなさい。ルール上勝ち残っている人と接触することはもちろん御法度なので必要以上に慎重になりましたが。。。

そんな状況でもいろんなことが頭の中を去来していたわけで、音楽は人なり、音楽性は人間性ということをずっと考えてました。DAVIDのラウンドは奏者の人となりを感じさせてくれる演奏が多かったです。



審査員の皆さんは、もう旧知の仲で、本当に久しぶりに会って昔話やらオケでの失敗談なんかで連日ワイワイと楽しく、最後までテンション高く審査に臨むことが出来ました。審査の後、居酒屋での話もまた本当に無駄話だけではなくいろんな情報交換が出来て有意義でもあったし。審査委員長超初心者の僕としては本当に心強い仲間でした。6名の方々には本当に感謝しています。


本選が終わって順位が決まり、2位の中野君、5位入選の越智君、本選で2人の伴奏ピアニストだった城さんと打ち上げに行って、しみじみと、受けた側の話を聞いたんだけど、すでにプロとしての看板がある二人のプレッシャーというものが僕たちの想像を超えたものだったんだなと言うのを痛感させられた。学生たちに本選まで行って欲しいと、わりと頑張って合宿も開いたけど、やはりプロの執念には全く及ばないと思いましたよ。本選の演奏からはその想いが強くにじみ出ていたわけで、プロが4人と学生1人という本選は本当に凄い演奏会だった。その様子を実際に会場で体感した若いプレーヤーたちには間違いなく大きな刺激になったと思う。次はいったいどんなコンクールになるんだろう??学生たちには更にハッパをかけないといけないな。。。


今回のトロンボーン部門は成功だったなと、とりあえずホッとした。(続く)

posted by 古賀慎治 at 01:14| Comment(0) | TrackBack(0) | weblog | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする