nombirato!

2015年09月06日

一次


それでは宿題(笑)。あくまで私感です。

一次参加者は256人、うちバスは48名(公式な名簿ではなくて自分のメモなので概算)。棄権は6名だったので250名が参加。二次への通過者は24名。

感想。全体にレベルが上がってきたのは間違いないと思います。聞き覚えによる不正確な演奏が目立っていた過去のコンクールからすると、初めて自分の力で読譜して挑んできた人が半数を超えたような印象。数えたわけじゃないけど。

冒頭のリズム。16分と3連の吹き分けの出来ていない人、全部3連で吹いていたのは1〜2割といった印象か。わりと正確に吹けている印象の人が多かった。

では何で合格不合格が分かれたのか。7人の投票なのでこれも僕の意見が唯一というわけではありません。

僕は正確に丁寧に演奏出来た人、サウンドが良くて伸びがある、そして音楽的で言いたいことが積極的にきちんと前に出て来た人、自分自身の言葉で喋るような演奏表現が出来た人、そして細かい音一つ一つがちゃんと鳴っていることが、今回の一次で上位をつけた基準です。正確に演奏出来ても、その表現が客席まで届いて来ないのは外しました。大変惜しかった人もいたけど、表現したいことが前に出てこないと評価されない時代になってきました。フォルテでもピアノでも、聴衆の心に確実に届く表現力が問われる時代になって来たと思います。技術的には、アルペジオでちゃんと音が並んでハーモニー感を感じさせる力は欲しいと思います。


最後に、250人ものダヴィッドを聞かせていただくという、過去にない経験をさせていただいたわけですが、本当に頑張った演奏が多くて、今回は特に感動することが多かった気がします。

その中で、二人、目の覚めるような演奏を聴かせていただきました。僕の人生で延べ何百人?というダヴィッドを聴いてきた中でもダントツに光っている演奏と解釈。お名前は出せませんが、僕自身音楽観が一変した程のインパクトがありました。審査員を務めさせていただくのは大変というより、このお二人を含め、何人もの素晴らしい演奏に出会える幸せというものを感じることができました。


posted by 古賀慎治 at 01:35| Comment(0) | TrackBack(0) | weblog | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする