nombirato!: ベッケ & ライエン (2)

2014年03月08日

ベッケ & ライエン (2)


続き。

3月7日は芸大の学生もたくさん参加させていただいているミュージックキャンプの会場、修善寺へ。

到着したら午後のコンサートに向けた受講生達のアンサンブルのリハーサル中。挨拶もそこそこに聞かせてもらった。

第一印象というか、その印象がすべてなんだけど、受講生たちがこの4日間でやってきたことがすべて音になっている。いや本当に素晴らしいハーモニーと音色。普段学生たちのアンサンブルを聴いているときには決して聴くことのなかった、息をするような自然な響きとフレーズ。なめらかな音と音のつながり。もう一音を聴いて全部がわかるような、そんな驚きと感動でした。

昼食を挟んで午後のコンサートの前半は、ジョイントリサイタルと同じスタイルでベッケさんとライエンさんのコンサート。プログラムは月曜日のコンサートと違う曲も演奏されました。僕個人的にはベッケさんのギルマンと、ライエンさんのトマジの1楽章が聴けて嬉しかった。ベッケさんはことあるごとにギルマンを演奏されるので、間違いなくお気に入りの一曲なのです。またライエンさんのトマジはライブの演奏がCDになっていて、一度実演を聴いてみたかった。本物の持つ貫禄とか品格とか。あとはオランダのある地理的な事や演奏スタイルのこととか、あれこれ勉強になりました。しかしライエンさんの演奏は言ってみれば滑舌のはっきりした説得力のある演奏。本当に素晴らしい。

後半は場所を移り受講生によるアンサンブルのコンサート。はじめに芸大の学生二人のデュエット。そのあと高嶋圭子さんのカルテットの曲「竹取物語」を楽章ごとにメンバーが入れ替わって。その後オクテットがあって、最後に全員合奏での「A Song for Japan」。ビュッフェグループの司会者の方が思わず涙ぐんでしまうほどの心のこもった感動的な演奏。東日本大震災への鎮魂と復興を願ったこの演奏プロジェクトはまだまだ広がりを見せてますね。

帰りしなに学生達と少し話をしましたが、見たことないくらい目が輝いていて、とにかく楽しかったと。大きな刺激を受けられた貴重な機会だったことは間違いないようですね。ベッケさんとライエンさんと、そしてこういう素晴らしい機会を作ってくださったビュッフェ・グループ・ジャパンの皆さんには本当に感謝しています。

贅沢だと思うけど、またぜひ次の機会をお願いします(^^)


ベッケさんとライエンさんのジョイントリサイタルの模様は、どうやらNHK-BSで放送されるとのこと。見逃さないようにしないと。
posted by 古賀慎治 at 16:41| Comment(2) | TrackBack(0) | トロンボーン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは!
いつも楽しく拝見させてもらっています。
関西圏在住ですが、このデュオのコンサートの大阪公演に行けず、残念な思いをしました。
今ライエン氏の演奏をYouTubeで探す事にハマっており、あの艶やかな音には憧れを持っています。
Nxxでは、5/13朝6:00からの放送と発表になっていますので、今から楽しみです。
Posted by みはりん at 2014年03月24日 19:39
いつもありがとうございます。
それは残念でした。でもテレビでの放送が予定されていて良かったですね。5月13日は録画と言わず早起きして見ましょう(^^)
Posted by 古賀慎治 at 2014年03月26日 13:15
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/390881388
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック