nombirato!: Michel Becquetさん特別講座

2015年06月29日

Michel Becquetさん特別講座

DSC01334.JPG今年は諸々の偶然、幸運が重なり、トロンボーン関係のイベントが多くて嬉しい悲鳴を上げてます。

6月27日(土)はプロ アルテ ムジケさんの招きで、ベルギー金管アンサンブルと来日中のミシェル・ベッケさんに藝大に来ていただき特別講座が実現しました。しかし、今年の在学生はホント得しているよなぁ(笑)

二人の学生のソロを見ていただき、その後トロンボーンアンサンブルも見ていただきました。短い時間ではあったけど、的確なアドバイスに思わずさすがだなぁと心の中で唸っておりました。所々で吹いてくださるフレーズの美しいことと言ったら、まあ僕が貧弱なボキャブラリで書くのは野暮というもので、息をのむ瞬間がたくさんありました。受講した学生たちの可能性というのも本当に無限に広がっているんだなと言える変わりようで、ある種凄く羨ましかったですよ、50代プレーヤーの端くれとしてはね。

3番目に見てもらったのはトロンボーン8重奏で、バロック期チェコの作曲家パヴェル・ヴェイヴァノフスキー(Pavel Vejvanovský)の編曲作品から。楽譜が手元になく曲名は失念。しかし当日練習時からこうも変わるのかと言う変化で、去年修善寺で行われたキャンプの再現となった感じ。ベッケさんが目の前にいるだけでそういう音色になってしまうと言うのは、やっぱりあるんですね。スタイルのこと、音色のこと、音楽的フレージングのこと、レガートのこと、リズムのこと、いろんな刺激を受けることが出来て、僕自身にとっても本当に有意義な2時間半でした。


話は逸れた感じになるけど、今年のオットさんとベッケさんのダブル招聘、当然簡単に実現したわけでなく、多くの方々のおかげで実現したんだなという話をちょっと書き残しておきます。オットさんに関してはまたいずれかの機会に書きます。

ベッケさんと僕は、第2回日本管打楽器コンクールの審査員として初来日されて、審査員として僕の演奏を聴いていただいた時からのつながりです。昨年修善寺でビュッフェグループジャパン主催のベッケさんとライエンさんのミュージックキャンプに藝大から多数の学生を参加させていただいて、僕もそこへお邪魔して久しぶりにお話しできたことが事の発端。ビュッフェグループの皆さんには素晴らしい機会を作っていただいてとても感謝しています。

それから去年の暮れあたりからスーパーグローバル大学創生事業関連で、藝大からフランスへ出張していたS先生がリヨンで偶然ベッケさんと話す機会があって、そこで来日のことやフランスでのセミナーの貴重な情報をもらう。それをきっかけに今年の6月に2名の学生がミシェル・プラッソンさんのセミナーに招待されて(トロンボーン受講者枠は5人でうち2人が藝大生!)、そこで1週間ベッケさんのレッスンを受けて帰国。更にその1週間後にはベッケさんが特別講座で藝大へ来られ、二人の渡仏組はまたまたベッケさんの指導を受けられることに。フランスでのあとの3人の受講生は一人はパリ管に所属だったり、とにかくめちゃウマだったらしく、渡仏組の二人はめげるどころか目を輝かせて帰って来ました。

回りくどい書き方になったけど、去年3月の修善寺でのキャンプがなかったら、プラッソンさんのセミナーの5人中2人に藝大生が選ばれることもなかったし、今回の特別講座の話もおそらく出来なかったと言うことなんです。そして何よりも今回は、興行だけでなく教育関係にとても理解があり積極的なプロアルテさんの理解と協力がなければ実現できなかったのは明らかで、もう本当に感謝しています。今年は自分が学生だったらなぁと思うくらいの有意義な催しが続いていて、学生たちのレベルアップも実感できてきた感じがします。こんなに幸運が重なることもこの先めったにないと思うけど、また素晴らしいプレーヤー、教師の方々に来ていただけるよう、頑張って種はまき続けようという思いを新たにしました。

DSC01343.JPG最後は特別講座の後、上野での打ち上げの様子。翌日東京文化会館での演奏会が控えているにもかかわらず、ベルギー金管アンサンブルのトロンボーンのメンバー4人も来てくれました。皆さん本当にありがとうございました。





posted by 古賀慎治 at 01:41| Comment(0) | TrackBack(0) | weblog | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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